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「あきらめ」と「ヤ〇ザタイプ」のチャイルド
まだこんなに小さいのに
子供らしさが見られず無表情であきらめたような顔。
目がキっと鋭く怖いオーラをかもしだし
このまま大人になったら絶対ヤクザかも
というタイプ。
目と表情を見ると
目は心の窓、とよく言いますが
心の奥で何が起きているのかがわかります。
どんなに笑っていても
心の底で笑ってないと目にはベールがかかっています。
どんなに笑顔をつくっていても
目の奥は怒っていたりします。
なぜ隠すの?
なぜ言えないの?
その気持ち、
その感情はダメなものだ!と
思い込んでいるから?
否定されるのが怖いから?
楽しく明るくしてないといけない!と
思い込んでいるから?
私は以前
笑顔をつくれば心も笑顔になれる
そう聞いてやってみたけれど
無理~!でした。
なので時間を決めてしっかりと
内面に降りていき
正直な気持ちや感情と共にいる・・・
という方法を思いつき、やってみました。
人にはまだ隠すけど
自分の中では隠さない
それでいい・・・
すると
長くて3日で必ずそのイヤな気持ちは
溶けて消えていきました。
自分にできたので
今度はこのやり方を
セラピーの中でどんどん使ってみました。
無表情であきらめた顔のお子さんには
「いっぱいあきらめてきたんだね」
「言っても無駄って思っちゃったんだね」
「わかってほしかったんだね」
「我慢してきたんだね」
という言葉で寄り添うと
とたんにパっと明るい表情を見せてくれます。
ヤクザタイプのお子さんには
「ママに嫌われたと思っちゃったのかな?」
「なのでもっと嫌われてやれ~って思ったのかな?」
「ホントはもっと見てほしかったんだね」
「かまってほしかったんだね」
「素直に甘えたかったんだね」と言うと
子供らしいかわいい表情になります。
もう怖いオーラは出ていません。
家で暴君のご主人にも
夫婦のカウンセリングで
「こんなに頑張ってるのに誰も認めてくれない
家に自分の居場所がない、と思ってたのかな?
気づいてほしかったんですね。」
と奥さんの前で言うと
一瞬ぎょぎょっという顔をして
ぽっと少し頬が赤くなり
ゆるみ
幼い子供のような表情になります。
(男性は単純で素直なのでわかりやすいです)
いかめしい顔つき、体格でも
とってもかわいくなります♪
「ご主人ってホントはこんなに
かわいい人なんですよ。
こんなに弱くてもろくて
風が吹いただけで痛がるんです。
頑固さの裏側には単純で素直が隠れています。」
もう二度と、暴君ではいられません。
隠れ蓑の奥が、バレてしまったので。
今感じているそのままの気持ちに寄り添い
ただそのままでいさせてあげると
根本から溶けて消えていきます。
わかってもらえた
理解してもらえた、と思うと
ホっとした気持ちで心も身体もゆるみ
自然と笑顔、ほほえみが出てきます。
私はこの瞬間がたまらなく好きです。
誰もがみな弱いしもろい部分を持っています。
だからこそ、支え合って生きているのです。
そして、愛するものを守る、という
強さも同時に持っています。
どちらも欠けてないし
すべての人の中に存在しています。
そして
すべての要素が存在しているのです。
私の中にもヤクザタイプの私がいて
子供を怒る時に特に出てきます。
「いつまで寝てんだよ~コラ~!
さっさと起きろよ、コラ~!」
とは言わないけれど
それに近いことは言いましたねー。
そうそう
気持ちや感情に寄り添い
溶けていったその先
その先のプロセスが大事です。
その先からが「本番」だということを
お忘れなく!
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あちこち書いています。
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