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チャイルドへの手紙
ごめんね
今まで厳しくし過ぎて。
あなたはやればもっとできると思って
あの時
本当は
ただ寄り添ってほしかっただけなのに
突き放すようなこと言ってごめんね。
もう限界だったんだよね?
精一杯頑張ったんだよね?
もう無理!というところまで
やってやって
その先が見えなくて
不安で
ぎゅう~っと
ただ黙ってハグしてもらいたくて
「できない」とか
「わからない」とか
「ぎゃーぎゃー」
「自分なんて」って
弱音を口にし
感情を爆発させたんだよね?
私はそのまま鵜呑みにして
でも本当は私の方こそ
「できなくて」
「わからなくて」
「思うようにいかなくて」
「自分なんて」
と自信がないのに
まるであなたに
そんな私を見ているようで
そんな自分が嫌いで見たくなくて
厳しくし過ぎちゃった。
ごめんね。
本当に、ごめんね。
あの時
ただ黙って
「そうなんだね」と
やさしく寄り添ってほしかったんだよね?
ただ黙って
抱きしめてほしかったんだよね?
褒め言葉も
励ましの言葉もいらなくて
ただ一緒にそばにいて
ほしかったんだよね?
それだけで、よかったんだよね?
突き放したのは
あなた、ではなく
私の内なる「チャイルド」。
やさしさと
厳しさのバランスを
間違えちゃったみたい。
突き放されると
嫌われた!
こんな自分はダメなんだ!
私が間違ってるんだ!と
もう何も言えなくなって
黙って立ち去るしか
なかったんだよね?
苦しい気持ちは固まったまま
ずっと心に残ってたんだよね?
だから時々
それを溶かしたくて
無理難題
わざとイヤなことをし
周りを困らせ
嫌われるようなことをし
怒らせ
解放しようとしてきたんだよね?
ごめんね
わかってあげなくて、ごめん。
大人になり
私はあなたを否定することで
私の中の
パワー
創造性
遊びごころ
楽しむということ
笑い
活動的
ユーモア
素直さ
純粋
ひたむきな心
正直さを
封印し
それを能力として使えず
実はずいぶん大変だったの。
人生おもしろくなかったの。
苦しかったの。
問題が起きて初めて気づいた。
あなたを否定するということは
私を否定するということ。
アクセルを踏みながら
同じくらいブレーキを踏んでいたの。
疲れるはずだよね?
ここにおいで。
ハグしよう。
頭をなでてあげる。
ずっと、待ってたんだね。
ごめんね。
これからは一緒に
楽しいこといっぱいやろうね。
私に教えてね。
楽しみ方、忘れちゃったから。
私の方からは、
自分で自分の欲しいものを
ゲットする方法を教えるね。
協力すればもっと大きなものが創れる。
もっと大きな夢を叶えられる。
あなたと私
手を組んで
一緒に楽しい未来を創っていこう。
ごめんね。
そして、ありがとう。
あなたと出会えて本当によかった。
私の人生はより豊かに彩り
どんどん新しいことを発見できる喜びを
見いだせたよ。
これからも、よろしくね。
わたしの「チャイルド」へ。