記事の詳細

春。

 

卒園、卒業、進級、進学、

親元を離れる、引っ越し、など

 

友達や先生、

住み慣れた場所とのお別れを体験します。

 

子供がどんなに小さくても

お別れは淋しいし悲しいし

それを素直に表現できず

屈折した形で現したり

 

4月に入り「ホッと」した時に

思いもよらない形で表面化することがあります。

 

「淋しいは淋しいと感じてもいい

悲しいは悲しいと感じてもいい

怖い、も、不安、も

どんな気持ちも感情も感じていいんだよ。」

 

そう伝えたとしても

親に迷惑かけたくない

親を困らせたくない、と

 

ずいぶん頑張り我慢します。

 

健気ですね。

 

もし、

全く関係ないことで長泣きしたり

全く関係ない場面でぎゃーぎゃー言ったなら

 

奥に隠れたそんな気持ちや感情があったのだと

思いっきり泣かせてあげてください。

 

その場が泣かせられるような場所でなければ

車の中に連れていき

時間が許す限り泣ききるまで

泣かせてあげてください。

 

泣ききると、シャワーを浴びたかのようにスッキリし

眠ってしまうかもしれませんが

 

起きたあとの顔は

今まで見たことがないくらいスッキリしています。

 

それで完了!

 

喪失の感情は、

無意識に心の奥の奥に押し込めてしまいがち。

 

大人になって何かのきっかけ

たとえば出産、身内の死、などで

溜まっていた感情や気持ちが一気に噴出します。

 

そこまで溜めこまなくてもいい

ということを

知っていただければと思います。

 

無邪気に笑う、または大人を笑わせる子供たち。

 

本当は、

まわりの悲しみを感じ自分のものとして受け取り

ずっと大人になるまで持ち続けることもあるのです。

 

チャイルドセラピーとは

そんな「子供ごころ」に寄り添い、癒し、

成長させるプログラムです。

 

関連記事

ページ上部へ戻る