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「なんのために勉強するの?」
夏休み。
だらだら過ごす子供たちを見て
「イラっ」とくるお母さん。
いいかげんにしなさーい!
何回言ったらわかるのー!
という声が
あちこちの家庭から聞こえてきます(笑)
「なんのために勉強するの?」
「なぜ宿題やらなければいけないの?」
子供にそう質問されて
はっきり答えられるでしょうか?
いい大学に入るため?
いい会社に入るため?
将来の選択肢が増えるから?
親の夢を子供に託したい?
勉強できると自慢できる?
子供の困る姿をみたくないから?
なんのために勉強するのか
なぜそれをやらなければいけないのか
ハテナが残ると人はやる気が起きません。
お母さん自身も
なんのために子育てしていますか?
なぜやらなければいけないんですか?
やりたい、と
やりたくない
やりたくない、と
やらなければいけない
人の気持ちはいろいろです。
初めての場所に旅行にいった時
初めての体験をする時
先に経験している「ガイド」がいると
より時間が短縮され、楽しめますよね?
この体験をするとこんなふうになれるんだ
こんないい気持ちになれるんだ
達成感を感じるんだ、と
明るい未来を描けますよね?
けれどその「ガイド」が
めちゃくちゃネガティブなガイドだったら?
危険なこと
イヤなことばかり体験したガイドだったら
楽しみ方は教えられませんよね?
こうしたらこうなるよ
危ないよ
こうしない方がいいよ、と
禁止用語や制限
不安をあおることばかり言われると
すっかり好奇心やワクワクは
なえてしぼんでしまいます。
親自身
過去イヤだったこと
やらなければいけないこと
やらされたこと
その裏には大きなギフトが隠れていて
そのおかげで成長できたし
出会いもいいこともいっぱいあった
ということを
まずは発見することが大事です。
その上で
先ほどの質問
「なんのために勉強するの?」
「なぜ宿題やらなければいけないの?」
に
自分自身、答えを出してみてください。
「勉強」を、子育て、家事、仕事
「宿題」を、今、未処理にしていること
に置き換えて答えてもいいですね。
そして
自分なりの答えが出たなら
その答えと正直な気持ちを
お子さんと話し合う機会を持ってみてください。
決して、子供の気持ち、意見を否定せず
ただ「そう思うんだね」「そう感じるんだね」と
そのままその場に置いておく
親の正直な気持ちも伝え
そのままその場に置いておく
話し合いが終わり
すぐ答えがでなくても
「じゃあどうするの?」
「やるの?やらないの?」
とは言わず
数時間、数日時間を置く
そんなスタンスでいるといいですね。
親も子も
それぞれひとりになった時に
変容が起きてきます。
自分の中に真の答えが見つかります。
夏休みは、いろんな感情が出てきます。
だからこそ、
自分と、子供と向き合い
いろいろ話し合ってみるチャンスだと思います。
暑い、怠けたい、やりたくない
なんで私ばっかり?
だらだら病に支配されたままだと
せっかくの時間がもったいない!
やる気を出すには
「なんで?」の「ハテナ」を消すことから
始めるといいですよ。
ぶつかってもいい
怒って泣いて、そして笑って・・・
素敵な夏休みをお過ごしくださいね♪
チャイルドセラピスト講座
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