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A君3歳。 親と子のチャイルドセラピーの個人セッションに
いらしてくださいました。

 

お話を聞いていくと、 いろいろ悩みはあるけれど その中でも、
「今日はここを解放したいの。 ママに伝えてくれる?」 と
 お子さんが必ずサインを出して 教えてくれます。

 

手を服の胸のところに入れるそぶりをしたので お母さんに
「おっぱいはいつどのようにやめましたか?」と 聞いてみました。
おっぱいを1歳7ヶ月でやめたそうです。

 

カレンダーを見て、 「この日にやめようね、

この日になったら おっぱいはアンパンマンになるんだよ」
と言って 当日おっぱいに「アンパンマン」を書いて見せ
お子さんは特に泣くわけでもなく、

ピタっと固まり、それ以降パッタリやめたそうです。

 

あれだけ服の上から手を入れてさわったり 長飲みしていたのに
いっさいおっぱいをさわろうとも 手を入れることもしなくなり
楽だと思った
この方法は友人から聞き、 ネットに書いてあったと。

 

子供の気持ちを翻訳するために

いつも私は もし大人が同じようなことを体験したとしたら
というたとえで、説明をします。

 

今までずっとぬくもりを感じていた

大好きな安心できる温かい存在に
バッテンや落書きや 汚れをつけられたとしたら・・・

特に子供の意識は そのまま鵜呑みにするので
心がバツン、と途切れたような

頭の中にはハテナがいくつも残っているような
そんな感じになるのです。

 

それが大人になってから

恋愛やセクシャリティに現れます。

なので、おっぱいの断乳のしかたって

かなりクセものなんです。

 

こんな話を聞くと

すでに断乳をしたお母さんは心配になるかもしれませんが
いくつになってもちゃんと解決法はありますので大丈夫です。

 

早速、母と子のチャイルドセラピーで

感情を解放していきました。

 

「本当はもっと飲みたかったんだね。」と 寄り添っていきます。

子供はおっぱいを飲んでいると周りから
「まだ飲んでるの?」と言われるので

内心そろそろやめよっかな~とも 思っているのです。

 

なので、やめた時は半分

爽快な自由になったような表情を見せますが
あとの半分は、

「まだ飲みたかった」が残っているんですね。

その気持ちや感情を解放して

初めてバランスがとれ
「卒業」できるんです。

 

大人になっても卒業できてない人

実はいっぱいいますよ~。

「卒業」のしかたをアドバイスしました。

 

お風呂に入り 水性のマジックペンで

おっぱいにアンパンマンを書き
スポンジに石鹸をつけて 息子さんと一緒に

ゆっくり消してください

 

たぶん、そのあと おっぱいにさわったり、

飲みたがったりするかもしれませんが
満足するまでさせてあげてください

 

そして なぜやめたのか

理由とお母さんの気持ちを伝えてください、と。

 

その報告がメールできたので

承諾を得ていますので 以下、添付します。

 

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昨日はありがとうございました。

息子にも 言えないことがあるのだろうと思っていましたが
まさか おっぱいのことだとは思ってもいませんでした。

 

こんなにも抑えてたんだ。 こんなに泣くのを我慢していたんだ
とセラピー中、胸が痛い思いでいっぱいでした。

あんな卒乳の仕方は 絶対ダメですね。 痛感しました。

 

帰り道、車のワイパーがいやだという息子。

「ワイパーしないでー」 と言い続け、

よく聞くと ワイパーの黒い色がいやだという。
 「黒?」

で、思い出したのが おっぱいにアンパンマンではなくて

その時大好きだったミッキーの絵を書いたということでした。

 

あっ!間違えた と思いましたが
おっぱいのことで抑えたのは変わりませんね。

「この日が来たらおっぱいがミッキーになるよ」 と有無を言わさず

呪文のように言っていたのでした。

 

お風呂場で、おっぱいにミッキーの絵を書いて

「一緒に消そうね」と言うと
 スポンジと泡で丁寧にゆっくりと消していました。

「もう一回書いて」

「ミニーも書いて」 といい、また消していました。

 

「おっぱいより美味しいものをあるのをしってほしかったし、

おっぱいする時間の代わりにあそびたかったし

ほかの人に言われるのがかわいそうと思ったんだー

さわっていいんだよー」

おもいつくことを言ってみました。

 

返事がなく、聞いているんだよね?! って感じだったけど、

さわったり 吸ってみたりしていました。

 

今日は抱っこしたとき

おっぱいを吸っている時のような音を出したり、

指をよくなめています。

 

「昨日ミッキー消した」 と言ったりしています。
 「抱っこ抱っこ」と言ったり 「自分でできるよ」

「ママ、パソコンしていいよ」 と色々です。

これからも近くでよく見て その時、ちょうどいい言葉かけれたらいいな。

心の声は伝わってないんだなぁ。 とおもいました。

 

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以下、この数日後のメールです。

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こんにちは。
セラピー後 少しずつ「叱る」ができるようになってきました。

 

叱ったあと、泣かせて、丁寧に気持ちを話す。
嫌いになったりしないと伝える。

 

息子が赤ちゃんの時は 泣いたら、

口をふさぐように おっぱいをあげていました。
泣かれると責められてる気がしてました。

 

思いっきり泣かせてあげられなかったなぁ

泣くと、こわかったなぁ

これからは思いっきり泣かせたいなと思います。

 

「叱ったら、傷つく」と思っているのは

私のインナーチャイルドの勘違いから

きてるんですね。

じわじわ私の内面が変わってきているのを感じます。

 

息子は昨日も 「ミッキー書いて~僕が消すから」 とお風呂場で言っております。

「バニラソフトクリームの味がする」 と吸ってます。
 昨日も卒乳しそうな友達に

このことを伝えたところでした。

 

また メールします~(´∀`*)

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A君とお母さんは このあとも色々レッスンはありますが

ひとつひとつ乗り越えています。

 

子育てで大事なのは
きちんと【理由と気持ち】を説明することです。

 

私はずっと大人のセラピーをしてきて

幼い頃のおっぱいの断乳から
恋愛やセクシャリティの悩みになっているケースを

たくさん見てきました。

 

断乳と卒乳 私はどちらでもいいと思いますが
子供がだらだら楽しそうに飲んでないとしたら
その間お母さんが携帯をいじっているとしたら
早くその関係から抜けた方がいいと思います。

 

淋しい思いをさせるんじゃないか

トラウマになるんじゃないか、と

心配かもしれませんが

もっと有意義で濃厚な 深い心と心の繋がりが

持てるようになるので大丈夫ですよ。

 

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