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帰りたい場所
悲しい時
淋しい時
つらい時
こう思ったことはありませんか?
守られたい、安心がほしい、帰りたい
と
帰りたいって
どういうことだろう?
帰りたい
帰りたい
帰りたい。。。
どこに?
宇宙に?
あの世に?
子宮に?
子宮??
そう
なーんにもしなくてよかった
プカプカ浮いてるだけでよかった
寝たいだけ寝ることができた
包まれていつも一緒だったあの場所に
帰りたいんだね
自分の足で歩くの疲れた
お腹がすいた
排泄、面倒くさい
寝てばかりいれない
欲しいものをもらえない、から
疲れた
帰りたい
守られたい
安心安全がほしい
誰かを子宮だと思い込み
守ってくれない、思うようにしてくれないと
怒り
家や部屋やふとんはまるで子宮
ずっとここにいたいから丸まってる
帰りたい
いつか帰れるはず
そう信じている
そんな内なる「胎児」
内なる「赤ちゃん」ごころに、こう言ってみて!
もう、子宮には帰れないんだよ。。。
あなたは自分の足で歩いていくんだよ。。。
時にころび
時に痛くて
イヤになることいっぱいあるけど
自分でできるって、嬉しいよ
達成感は
子宮の中では感じられないんだよ
あなたはその達成感を味わいたくて
自分で何かをやりたくて残したくて
自分の意思で
生まれてきたんだよ
あなたがすべて自分で選んで
生まれてきたんだよ
思い出して。。。
もう、子宮には戻れない
もう、子宮には戻れないんだよ
帰る場所はね
そこではないの
お母さんはあなたをこの世に送り出した人
その役割はおしまい
与えてくれる人
守ってくれる人
ずっと一緒にいる人じゃないんだよ
だからもう
お母さんに期待しないでね
帰る場所はそこじゃない
いつか自分の中に
見つけられる日がくる
その時
本当はずっと守られてたし
ずっとその場所にいたということ
帰りたい場所など
本当はなかった
安心、安全はいつもここにあった
ということに
気づくことでしょう