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空洞タイプ
お腹にいる時から感情を抑圧しているケースが多々あります。
例えば、自分のせいでお母さんにこんな思いをさせてる、とか、自分は望まれてない、
と思い込んでいたり。
そういう場合、生まれてからよく寝てあまり泣かない、おとなしい手のかからない赤ちゃんになったりします。
何らかの理由で、感情はダメなものと抑圧し、泣いたり怒ったり正直な気持ちが言えずにいると、
心に空洞ができ、自分は何を感じてどうしたいのかが、わからなくなります。
特に思春期に大きく表面化します。
人が「イエス」と言えば自分もイエス! 人が「ノー」と言えば自分もノー!
自分で決められず決めることに不安を感じ、常に自分の意見は間違ってないか、おかしくないか、
人からどう思われているんだろう、と気になります。
まわりで怒鳴っている声を聞けば、自分のせいで怒ってる?とビクビクし、
落ち込んでいる人がいれば、自分が何か言ったからかな? と思い、その影響を受け、
わけもなく一緒になって落ち込んだりもします。常に漠然とした不安、満たされない、
何かが足りない、という感覚を幼い頃から感じてきました。
空洞タイプから脱出するには、自分の感情的な反応を感じて味わい、
それをただそのまま「いいんだよ」とイメージで胸に置いておく。
これを日常生活の中でただただ実践していくと、だんだん自分が戻ってきて、空洞が埋まります。
自分の中に本来存在していた「自分軸」と繋がります。
人が「イエス」と言っても自分は「ノー!」だとわかり、勇気を出してそれを表現することができ、
自分の人生を生きている!と感じられるようになっていきます。