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冷戦
あるストーリー・・・

ひとつ屋根の下に住む家族が冷戦中。
もう1か月経過。
お互い完全無視状態。

そこにいるのに、いないかのようにふるまっている。
勃発はほんの些細なきっかけから。

 

「お風呂、 いつもゆっくり入れていいわね」

つい口をすべらし出てしまった妻の嫌味が
夫の地雷を踏んだ。

 

「俺だって我慢してるんだ!」
「私だって子育て大変なんだから!」

「おまえは俺のこと認めてないだろ!」
「あなただって料理褒めてくれたことないくせに!」

「正月うちの実家に行った時のあの態度はなんだ!」
「あなただって私の実家に寄りつかないくせに!」

「いつも子供にそこまでガミガミ言うことないだろ!」
「休みは寝てばかりで子供と全然遊ばないじゃない!」

「疲れてるんだよ、休みの日ぐらい寝かせろよ!」
「私は24時間休みなんてないのよ!」

「お前は昼寝とランチでストレス発散してるだろ!」
「そんなにしてないわよ!うちにお金なんてないんだから!」

「俺を責めてるのか?」
「私は家政婦じゃないわ!」

「おまえとは結婚しなければよかった!」
「私だってもっといい男がいたのに失敗したわ!」

「もういい!お前とはもう口きかない!」
「望むところよ!子供たちさえいればいいし!」

「ふん!」
「ふん!」

 

冷戦突入~
家庭には冷たい空気が充満しています。

セリフをよく見ると
こうしてくれない あ~してくれない
あの時こうだった この時こうだった
わかってほしい 認めてほしい
という思いが散りばめられています。

 

お互い溜まりに溜まったたくさんの「思い」。
ずっと解放の時を虎視眈々とねらっていたようです。

言いたいことをぶちまけたはいいけど
責めあいの言葉がグサっと突き刺さり
痛くて
とてもとても 許す気持ちにはなれません。

 

特に夫から言われた
「おまえとは結婚しなければよかった!」という言葉

妻から言われた
「子供たちさえいればいいし!」という言葉に

とどめを刺されました。

 

ずっと何年も相手に期待し、求め
それを言えず我慢してきました。

この冷戦
どこから紐を解いたらいいでしょう?

 

こんな時、子供たちが何か問題を起こし
夫婦を繋げる役割をすることがあります。

そうなる前に(それでもいいんですが)
どちらか片方がこんなワークをするといいでしょう。

 

1.

現在感じている気持ちや感情をそのまま感じて味わいます。
なくそうとか、変えようとかしないこと。

「私は(俺は)悪くない!自分は間違ってない!」と思ったら要注意!です。
巧妙に、感じないフリ・モードに入っています。

「私は(俺は)もう大丈夫!」という、上から目線になっていますので
傷ついたという思い、「怒り」をしっかり感じ
「怒り」の下の気持ちや感情を見つけてください。

2.

「怒り」の下の気持ちや感情を見つけたなら
それをはっきり「言葉化」します。

たとえば、
わかってほしかった→どんなふうに?
認めてほしかった→どんな言葉で?
大切にしてほしかった→どんな形で?

それを言えなかったのは、何が「怖かった」から?
そう、何が怖かったから言えなかったのでしょう?

嫌われるのが怖かった?
拒絶されるのが怖かった?
否定されるのが怖かった?

それで、言えなかったんですね・・・
お互いに・・・

 

欲しい時に欲しいものがもらえなかったので
スネてる状態が「今の冷戦状態」です。 

恐れを隠し、相手に
「言わなくてもわかってよ、認めてよ、大切にしてよ」と
無意識に求めていたんですね。

幼い頃の、お母さんとの関係とおんなじ、ですね。
夫婦は、お互い幼い頃のお母さんとの関係が出てきます。

お母さんからもらえなかったので
結婚してから「この人はきっとくれる人だ」と
期待していたのかもしれませんね。

もう、「期待」は手放して
欲しいものはちゃんと伝えるか
自分が自分に与えましょうね。

3.

こうあるべき!という自分でつくったルールに
相手をあてはめようともしていましたね?

それを、「制限」と言います。

あくまで、「自分でつくった自分のルール」です。

自分で自分を縛っているから自由がない!と思い
相手が好き勝手やってるように見えて腹が立つんです。

また、好きなことをすることに罪悪感を感じているから
相手から責められるように感じます。

制限と罪悪感・・・

ここもよ~くチェックし、
制限をはずし、罪悪感を溶かしていきましょう。

 

◎制限のはずしかたは

こうあるべき!を箇条書きにし

例えば
「お母さんだから子供を100%愛さなければいけない!」を
  ↓
「お母さんだって人間なので100%愛せない時もあっていい!」と隣に書きましょう。

 

◎罪悪感の溶かし方は

罪悪感を箇条書きにし
例えば
「働いてないのにランチに行っておいしい料理を食べてる」
 ↓
「家事と子育てという立派な仕事をしている」と隣に書きましょう。

 

感情が溶けると、少し気持ちがラクになります。 余裕が生まれます。

夫が妻が、まだあなたを無視していたとしても
普通に日常生活を送り
できる範囲で

「おはよう」「いってらっしゃい」
「ただいま」「おかえり」という言葉をかけていきます。

 

1番から3番を、何度か繰り返しワークし
自分が今やらなければいけないことを
しっかりやっていきましょう。

あとは、そっとしておくこと、です。
相手の中の「良心という名の神様」におまかせします。

 

長い冷戦のあとの青空は、とても透き通ってて
すがすがしいはず。

それまで、自分ができることを精一杯 やりましょうね。

ではまた~♪

 

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