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もっと欲しくなる心理
つらい時にやさしくされると
そのやさしさがもっと欲しくなります。
困っている時に親身になってもらうと
その親身さがもっと欲しくなります。
そんな時、人は人に惹かれます。
もらえたものがもっともらえる
この人は
永遠にくれる人だと勘違いするからです。
困っている人を見た時、助けたいと思います。
傷ついた人を見た時、なんとかしたいと思います。
手を差し伸べその手を受け取り感謝された時
私を必要としてくれたと嬉しくなります。
その「私を必要としてくれた」が欲しくて
また次の傷ついたかわいそうな人を探します。
本当は一番
自分が自分の助けを必要としていることに気づかず。
人が人に惹かれるのは
自分と同じ傷を持っている人。
人が人を嫌悪するのは
自分と同じ欠点を持っている人。
傷を癒し欠点を埋めるための関係は
何度もトラブルの種となります。
この人は素晴らしい人だと心酔し
出会い選んだ自分を誇りに思います。
その素晴らしさがもっと欲しくて
彼・彼女のそばに寄り通いつめます。
本当は自分の中にも
その「素晴らしさ」が隠れていることに気づかず。
外側にパワーを明け渡すと
もっと欲しくなり、心酔します。
私たちが生まれてきた目的のひとつは
自分の中にすべてあるということに
気づくことなのかもしれません。
気づいた時、もう何かで埋める必要はなく
ただ溢れるまま自分を表現でき
それを見た誰かに大きな影響を与え
インスピレーションに包まれます。
あなたは本当はすべて持っています。
それに「いいか悪いか」レッテルを貼ってるだけ。
ひとつひとつ
気づいたレッテルから剥がしていきませんか?
まずは思いっきり「嫌悪」そして「心酔」し
その要素を自分の中に見つけてください。
それは大切な
いとおしい
永遠になくなることのない
あなたの一部分です。