難産のパターン
難産のパターンとは ― 「人生は苦しいもの」と感じていませんか?
なぜかいつも、大変な道を選んでしまう。
楽な方法があるのに、わざわざ苦労する方を選ぶ。
物事を難しく考えすぎて、動けなくなる。
「人生は苦しいものだ」「世界は安全じゃない」と、どこかで思っている。
これらは、バーストラウマの中でも「難産のパターン」と呼ばれるものです。
出産が長く苦しいものだった体験は、赤ちゃんの心の深いところに「この世に出てくることは苦しいことだ」「人生は闘いだ」という思い込みとして刻まれます。これは事実ではなく「勘違い」なのですが、成長してからも人生のあちこちに、無意識のパターンとして現れ続けます。
生きづらい、世界は敵だらけ、攻撃的・批判的、ストレスに弱い、感情的パニック、出口がない感覚、トンネルが怖い ―― このような感覚に覚えがあるなら、それは「難産のパターン」かもしれません。
以下は、24年以上・10,000件超の臨床経験から分析・体系化したものです。

「生まれたくない」という思い ― 出産前から始まっているパターン
予定日を大きく過ぎる・大きな赤ちゃん
胎児が「生まれたくない」と思っていると、予定日を10日以上過ぎても陣痛が起きないことがあります。お腹の中にいる時間が長くなることで、赤ちゃんが大きくなり、結果的に難産につながる場合もあります。
「生まれたくない」の裏には、「外の世界は安全じゃない」「お腹の中にいたい」という恐れが潜んでいます。促進剤や帝王切開になることもあり、それがさらに別のパターンを生むことがあります。
忙しくて胎児に気をかけない場合
母親が上の子の子育てや仕事で忙しく、胎児の存在を忘れがちな場合も、「生まれたくない」と思い、予定日を大きく過ぎることがあります。それでもなかなか降りてこなくて難産になる場合もあります。
出産時の体験が生むパターン
難産 ― 「人生は苦しいもの」
出産時に母親の体が緊張・硬直して体が開かず難産になるケースと、胎児が「生まれたくない」と思いなかなか降りてこないケースがあります。
出産が長く苦しいものだったので、「人生は苦しいものだ」「この世は危険だ」「自分のせいで母を苦しめた」という思い込みを持ちます。
このパターンを持つ人は、苦労を買ってでもし、仕事や人間関係でいばらの道を選びます。楽な道があっても、なぜかわざわざ大変な方を選んでしまうのです。難しくネガティブに考えすぎる傾向があり、変化を異常に恐れます。攻撃的・暴力的傾向があり、キレやすい面も持っています。
トンネルが怖い
産道を通ってくる体験は、暗くて狭いところを必死で進む体験です。この記憶が心の深いところに残っていると、トンネルや狭い空間に恐怖を感じることがあります。「出口がない」「先が見えない」という感覚と結びついています。
逆子出産
前に進むことへの焦り。先が見えない恐れ、不安を持ちます。
へその緒のからみ
呼吸器疾患やぜんそく、パニックになりやすいです。喉が弱く、自分の気持ちを表現することへの恐れを持ちます。
陣痛促進剤
全身を針で刺されるような痛み。突然大地震がきたような恐怖。人に決められるのが嫌い。キレやすい傾向があります。
吸引分娩
原因不明の頭痛となります。特に吸引ではさまれた部分に痛みが出ることがあります。
仮死で生まれ、おしりをたたかれる・お腹を押される
「誰かにお尻をたたかれないと前に進めない」というパターンを持ちます。お腹を押されることで「なにすんだ!」という強い怒りを持ちます。
子ども時代に現れるサイン
キレやすい・攻撃的
出産時の苦しみが「怒り」として蓄積されています。ちょっとしたことで爆発したり、攻撃的な行動に出ることがあります。本人も止められない衝動です。
変化を極端に嫌がる
引越し、転校、新しい環境 ―― 変化そのものが恐怖になります。出産という「最初の大きな変化」が苦しいものだったからです。
行き渋り
「外の世界は安全じゃない」という思い込みから、家から出ることが怖くなります。母子分離不安と重なって現れることも多いです。
→ 母子分離不安とは

大人になってから現れるパターン
いばらの道を選ぶ・苦労を買ってでもする
楽な方法や近道があるのに、なぜかわざわざ大変な方を選びます。「苦労しないと成長できない」「楽をしてはいけない」と無意識に思い込んでいます。仕事でも人間関係でも、自ら難しい道を選び続けます。
難しく考えすぎる
シンプルな問題も複雑にしてしまいます。ネガティブに考えすぎて身動きが取れなくなったり、最悪のシナリオばかりが浮かんできます。「出口がない」と感じる思考パターンです。
世界は安全じゃない
「この世は危険だ」という根深い思い込みから、常に警戒し、リラックスできません。人を信用することが難しく、心を開けません。
ストレスに弱い・パニック
ちょっとしたプレッシャーで、出産時の「苦しい」「出られない」という感覚が蘇り、パニック状態になることがあります。呼吸が浅くなり、体が固まります。
攻撃的・批判的
出産時の苦しみから生まれた怒りが、人への攻撃や批判として現れます。本人は「正しいことを言っている」と思っていますが、その裏にあるのは深い恐怖と痛みです。
出口がない感覚
仕事でも人間関係でも、「もうどうしようもない」「抜け出せない」と感じやすいです。産道で長時間苦しんだ記憶が、人生のあちこちで再現されます。
自分のせいで母を苦しめた
出産が大変だったことを「自分のせいだ」と思い込み、母親に対する罪悪感を深く持っています。人に迷惑をかけることへの過度の恐れや、自分を責め続けるパターンとなります。
難産のパターンは、癒せます
難産のパターンは、出産時の体験で生まれた「思い込み・勘違い」です。
何層にも重なった感情の下に潜んでいる「勘違い」に気づき、「本当は愛されていた」という真実に触れた時、心に平安と安心感が湧き上がってきます。
「人生は苦しいもの」というフィルターが外れると、目の前の世界がまったく違って見えてきます。楽な道を選んでもいい。助けを求めてもいい。この世界は、思っていたよりずっと安全で、あたたかい場所だったということを、心の底から実感できるようになるのです。
あなたが、お子さんが、どんな妊娠・出産を体験したとしても、誰も悪くないし、誰のせいでもありません。皆、その時できる精一杯をやっています。母体と赤ちゃんの命を大切にするために選んだ出産だったのです。
幼ければ幼いほど癒しは早く進みますが、何歳からでも可能です。

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