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あなたは
本当はそれを言いたいんじゃないんですよ・・・

 

言ったのに!
どうしてやってくれなかったの!

前もそうだったよね?

どうしてできないの?
どうしてやってくれないの?

私が嫌がるのわかってるよね?
そういうのやめて!って言ったよね?

なのにどうして?

何回言ったらわかるの?
いっつもそうだよね?

 

ホント、しつこい!
自分のことしか考えてない!

もうヤダ
疲れる!!

 
「疲れる!」

 

いつもこの言葉で締めくくり
険悪なままケンカは終わります。

 

いえ、本当の意味で終わってないので
まだ小さな火は消えてないので

また油を注ぐような出来事が起こって
燃え盛り

ボーーボーーと
あっちこっちを焦がしまくります。

 

はい、我が家も散々やってきました。

片方が追いかけ
もう片方が逃げまくり。

 

逃げると追いかけたくなるのは犬と同じ。

追いつき「ガブっ」と歯型をつけ
その歯型をみるたび悲しくて

逆に噛みつく機会を虎視眈々と
狙う毎日になるのです。

 
どうして?
なんで?
やめて!
いやだから!

のままだと根本的には解決しません。

 

「どうして?」という言葉を禁句にし
自分の正直な気持ちを伝えるとしたら
どんな言葉が出てきますか?

 

「言ったのに!
どうしてやってくれなかったの!」
を正直な気持ちに翻訳すると

 

「頼んだことをやってくれてると
期待してたのに裏切られた気分だわ!

 

また私の仕事が増えた
時間を奪われたと感じて
がっかりしてしまったの!

 

私はこれもあれもやらなければいけなくて
もう手いっぱいなの!

 

だから頼んだことはやってほしいし
私に寄りかかられてももう無理!

 

私だってあなたみたいに
もっと甘えたい、ヌクヌクしたい
頼りたい、守られたいよーー!(涙)」

 

ほら、怒りの下には違う感情があるでしょ?

 

バリバリ強がってた仕事大好き女子も
本当は甘えたいし頼りたいし守られたい

そんな気持ちが隠れていたんですね。

 

ここまで言えれば
なんてかわいいヤツ!と
依存的な男性もしゃきっとなりますね。
(*例外もいますけど)

 
ケンカや言い合いでお互い
「通じない!伝わらない!」のは

本当の気持ちと
自分自身が出会ってないからなんです。

 

出会ってないからお互い

「言ったよね?」
「了解したはずだよね?」
「なのにまた?」
「なんでわかってくれないの?」
「自分勝手!」
「思いやりない!」と責めあい

同じ問題を繰り返すんです。

 
私はなぜこんなにもしつこくされるんだろう?
責められるんだろう?と思いました。

なぜいつも話が終わらないんだろう?
より複雑になってしまうんだろう?
こんなどうでもいい些細なことなのに・・・と
思いました。

 

もう自分の気持ちを言うのが怖くなりました。
すごく苦しかったです。

 

相手にこうあってほしいという「期待」
また責められる!という「恐怖心」
自分の思う通りにしたいという「我」
私の方がえらい!という「傲慢さ」
できてない!足りない!という「不足意識」
ひとりでは淋しいという「依存」

 

これらをひとつひとつ
しっかり全部紙に書き

いい悪いをなくしてただ観察し

 

甘えられることで反応する
本当は私だって甘えたいという気持ち

 

責められると怖いと反応する
自分にダメ出ししている自分

 

思う通りにならないとイヤだと反応する
デビルベビー

 

私が一番!えらい!と思い込んでる
これもデビルベビー

 

できてるのにできてないと思い込んでる
自分を責めてできる心のザル穴

 

繋がってないと感じている
無力な赤ちゃん心からの「母子分離不安」

を観察し、そのままの気持ちや感情を
紙に書いていくと

 

あ~相手は私を映し出す鏡だ
時に逆を映し出している鏡だ

ということに気づきます。

 

自分を知り認めると
相手はそのような振る舞いをしなくなります。

 

つまり、鏡にうつってる「ホクロ」を
いくら消そうとしても消えなかったように

映している本体のホクロをとるか
ファンデーションで色づけするかで

外に映し出される景色が変わります。

 

「本当はそれを言いたいわけじゃない!」

 

みんな、表面的な言葉を鵜呑みにし
反応しあいケンカになっています。

 

自分と向き合うと

アチャー!
恥かしい~!

ということだらけですが
コツをつかめると楽しいですよ。

 

「自分と本気で向き合えるメルマガ」より
http://blue-winds.com/mailform33.html

 

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