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「これから」という時に
人生の折り返し地点に来てしまった。

元の生活に戻りたくて何度も抵抗した。

けれど「折り返し地点」は「折り返し地点」。

 

そんなわけない!と、もがき
イヤだイヤだ!と、来た道を戻ろうとし

いろんな人に相談しても
いろんな答えで余計混乱し
誰を信じていいかわからない。

 

ひとりになると不安が押し寄せ
強い怒りに襲われる。

 

あの時あれを選んだのは間違ってた?
あの時あの人の意見は間違ってた?
あの時素直にこの人の意見を聞けばよかった?

あの人にもこの人にも腹がたつ。
あの人とこの人のせいだと腹が立つ。
そして何より自分に一番腹が立つ。

 

自分に一番腹が立つ。

 

人生の折り返し地点では
心に周りに嵐が吹き荒れる。

やんだと思っても次の嵐がやってきて
これが永遠に続くかのように思う。

 

何度「助けて!」と思ったことか。
何度「どうして?」と思ったことか。

 

最後は自分で決めなければいけない。
自分で決めたあとも後悔が残る。

あれで本当によかったんだろうか?と。

あれで本当によかった!と思えるには
1年以上かかるかもしれない。

 

よかったのかな?
よかったんだ!
と行ったり来たり。

それくらい、それ以上
時間はかかるもの。。。

大きな
「折り返し地点」であればあるほど。

 

笑うには、まだ早すぎる。

 

つらいのに笑っているのなら
それは本当の気持ちを無視し
「美化」しているのかもしれない。

自分を誤魔化す笑いは
あとでつらくなる。

 

折り返し地点にさしかかった人
折り返し地点を通過中の人
折り返し地点を通り過ぎつつある人

自分がどこにいるかわからない時は
感情を見るといい。

 

さしかかかった人は先が見えない不安と恐れ
通過中の人は怒りと恨みと罪悪感
通り過ぎつつある人は懐かしさと希望
を感じている。

 

同じ場所にはずっとはいられない。

 

子供の手に
おもちゃ
次にえんぴつ
シャープペン、と
持つものが変わるように。

 

一緒にいること、世話されること
かまってもらうこと、
ありのまま受け入れてくれることが
愛だと思っていた
子供の心から

成長すること、達成感を感じること
自分で積み上げる感動
育てる与える生み出す喜び、という
大人の心にシフトし

愛の定義が変わるように。

 

私たちは何度も折り返し地点を通過し
人生という山を登ってきた。

 

同じ場所にはいられない。

 

もし抵抗しているとしたら

ずっと願っていた自分の夢を忘れ
目の前にいる
慣れ親しんだ幼稚園の先生や友達と
お別れしたくないと駄々をこねている状態。

 

小学校はもっと楽しいよ。

中学校はやること増えて大きくなれるよ。

高校は選択肢と行動範囲が広がるよ。

 

成長するって
何より自分が嬉しいんだよ。

 

折り返し地点の今
頑張れるところだけ頑張れ。

 

未来に必要ないものは捨てる。

 

ひとりになり
今までのウソを見つめ
自分を裏切ってきた自分にあやまろう。

 

これからの
「わたし」の幸せのために。

 

 

メルマガ「愛される本物の大人体質のつくり方」より
http://blue-winds.com/mailform333.html

 

 

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