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お母さん

私をこの世に送り出した人

 

怒り、悲しみ、にくしみ、淋しさ

あなたと出会い

私はすべての感情を体験した

 

繋がりたくても繋がれなくて

一緒にいたくてもいれなくて

 

ずっと待ってる私がいた

 

もしあの頃に戻ったなら、私はいっぱい話したい

あなたはいつも忙しくて、心ここにあらずだった

 

もしあの頃に戻ったなら、私はあなたを助けたい

あなたはあまりに、つらそうだったから

 

もっと甘えたかった

抱きしめてほしかった

わかってほしかった

 

否定しないで、怒らないでほしかった

怒られるたびに、私がダメだから、嫌われてると思っていた

 

 

大人になってから、わかったことがある

子供を育ててから、わかったことがある

 

あなたも

心の痛みを抱えていた

ひとりの女性、ひとりの人間なんだということを

 

今の私と同じように

いっぱい自分を責めていたということを

 

子育てはわからないことだらけで

あなたは、その時それしか知らなかったし

あなたができる精一杯をやってきたんだということを

 

そして離れて住んでいる今でも

心の深いところでは、「子供にもっとこうしてあげたかった」と

自分を責め続けているということを・・・

 

私がわがままを言い、無視して反抗し、恨んでいても

洗濯をし、ご飯をつくり、だまって見送ってくれた

 

理想のお母さん像を押し付け

されたイヤなことばかりを大きくとらえ

苦しい中でも淡々と日常をこなす

あなたの愛に気づけなかった

 

あなたから私がほしかったものは

あなたなりの愛の形でくれていた

 

あなたから私がほしかったものは

時に他の誰かから形を変えてもらえていた

 

お母さん

私という“命”を、この世に送り出してくれた人

 

出産は命がけ

生んでくれただけで

一生分の愛を

もらえているんだね

 

お母さん

あなたがくれた無償の愛を

私もあなたと同じように

 

悩みながら迷いながら

時に自分を責めながらも

今、この手で

与え続けています

 

 

 

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