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怖い夢を見た時
「よく怖い夢を見るんです」
とカウンセリングでおっしゃいます。
私は必ず
「どんな怖い夢ですか?」と聞きます。
人それぞれ
その「怖い夢」は違うので
どんな怖い夢を見るのか
その怖い夢にパターンはないか
を見ていきます。
パターンから
幼い頃からの感じ方のクセ
否定的な思い込みがわかります。
オバケが出て追いかけられる夢
と言う方は
親から「言うこときかないとオバケくるよ」
と脅されたのかもしれません。
見えない世界に興味がありファンタジーを抱きやすいタイプです。
警察につかまる夢をよく見る
という方は
親から「悪いことしたら警察につかまるよ」
と言われてきたのかもしれません。
自分を責め、罪悪感を感じやすいタイプです。
泥棒に入られ助けを呼んでも声が出ない
と言う方は
自分の気持ちが言えず、どうせ言ってもわかってくれない
と、あきらめているのかもしれません。
自分がなくて人に振り回されやすい空洞タイプです。
子供は大人の言うことを鵜呑みにします。
大人は子供がのちのちここまで影響を受けてしまう
ということを知らないのです。
呪いがかかった状態、です。
潜在意識に残っている「呪いの言葉」が
ある日気持ちが弱っている時に
悪夢となって表面化し
感情の解放をおこないます。
悪夢を見たら
「あ~怖かった~」と思いっきり「怖い」を感じ
その怖いストーリーを
楽しい嬉しい気持ちいいストーリーに
イメージで書き換えましょう。
たとえば
オバケが出て怖い、という場合は
そのオバケは実は着ぐるみで
大好きな人がサプライズで花束のプレゼントを持ってきた
とか
警察につかまる、という場合は
それもサプライズで大好きな人が
私を捕まえて目隠しして素敵な場所に連れていってくれる
とか
泥棒に入られた、という場合は
泥棒は実は季節外れのサンタさんで
たくさんのプレゼントを届けてくれた
とか。
こんなふうに
「怖い」をしっかり感じたあとで
嬉しい楽しいイメージに書き換えると上書き保存になり
その悪夢はもう見なくなります。
子供が悪夢を見た時も
同じようにイメージで遊ぶと
ひとりでトイレに行けるようになるし
寝れるようになりますよ。
ぜひ、試してみてくださいね。