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恋愛結婚で出てくる子供ごころ
誰かを好きになり一緒に暮らし始める。
最初は「好き」という気持ちでいっぱい。
でもだんだんと、
生まれ育った家庭のやり方
自分のやり方と違うところが目につき
小さく我慢を積み重ねる。
私だったらこうしないのに!
俺の母さんはこうじゃなかった!
え?
おやつ食べた手を服で拭く?
あれ?
俺具合悪いのに察してくれない?
ごはんを口に入れたまま立って歩く!
トイレの戸をいつも少し開けて出てくる!
などなど
などなど。
こうじゃない!
こうあるべきだろ!
こうしてくれない!
あ~してくれない!
から
こうされた!
こんなことされた!
に変わっていき
積み重ねた我慢が
ちょっとしたきっかけで爆発します。
パートナーとの間で
よく「あるある!」なことですね。
人を好きになると
お互いに「子供ごころ」が出てきます。
子供ごころには種類があって
1.胎児のような心
2.赤ちゃんのような心
3.1歳3か月児
4.2歳児
5.6歳
6.思春期
大人になって
1番から6番の
どれかのスイッチが押され
その子供ごころに乗っ取られ
相手に過去のお母さんを映しだします。
それが
こうじゃない!
こうあるべきだろ!
こうしてくれない!
あ~してくれない!
こうされた!
こんなことされた!
なのです。
お母さんに世話を求めてきました。
それも「完璧」な世話を求めてきました。
お母さんにかまってほしかった。
24時間365日かまってほしかった。
お母さんに自分だけ見てほしかった。
兄弟を押しのけ、父まで押しのけて
自分だけ見てほしかった。
パートナーにお母さんを映し出し
頭の中で大きく期待しています。
きっと私に俺に
いっぱいくれるはず!と。
「好き」という感情はこんなふうに
勝手なファンタジーを抱かせます。
勝手に大きく期待し
その通りにすぐもらえないことで
勝手に「裏切られた」と怒り
勝手に相手を恨むようになります。
我慢が積み重なると
それが恨みに付け加えられ
溜まるとある日大爆発します。
それがケンカ、です。
あなたはお前は
私の俺の
理想のお母さんだと思って
好きになったのに
なんで理想のお母さんじゃないんだー!
と怒っています。
積み重なった不満が怒りになり
こうじゃない!
こうあるべきだろ!
こうしてくれない!
あ~してくれない!
こうされた!
こんなことされた!
という言葉となり
相手にぶつけます。
こうなったらもう大人ではなく
ただの「赤ちゃん」です。
手のかかり過ぎる
大きな赤ちゃん、です。
今まで言ってた
「好き」「愛してる」は実はうそ。
相手が私の俺の
思う通りにしてくれたら「好き♪」
1ミリでもストレスを与えたら「大嫌い!」
だったら「他の人探す!」となります。
世の中の恋愛はまあこんな感じ。
いつまでも、赤ちゃん同士の関係から
抜けられません。
結婚はゴールではなく
こんなお互いの「赤ちゃん」ごころを育てる
スタートです。
ですからちゃんと
子供ごころのしつけ方と
育て方を知ってから
結婚した方がいいですね。
だから私は思春期の子供たち向けの
「思春期講座」をおこなっています。
あなたももっと早く知りたかった?
今からでも遅くはありません。
体は大人でも心はまだまだ子供。
その子供ごころをしつけて育てれば
幸せな人生を思うようにつくれますよ。
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親子家族関係セラピーBlueWinds
http://blue-winds.com
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