女性性の否定
女性性の否定とは ― 「女であることに価値を感じられない」あなたへ
女であることに、どこか居心地の悪さを感じる。
家事や育児に価値を見いだせない。
女性らしくすることに抵抗がある。
逆に、女を武器にしないと自分の価値を感じられない。
これらは、バーストラウマの中でも「女性性の否定」と呼ばれるパターンです。
胎児期に「女の子」ではなく「男の子」を望まれた場合、赤ちゃんは「女では愛されない」「女の私には価値がない」という思い込みを持つことがあります。これは事実ではなく「勘違い」なのですが、その思い込みは心の深いところに刻まれ、女性としての自分を否定し続ける人生のパターンとなって現れます。
以下は、24年以上・10,000件超の臨床経験から分析・体系化したものです。
「女では愛されない」―― 思い込みが生まれる場面
女児なのに男の子を望まれた
お腹の中で「男の子がほしい」という親の思いを受け取った赤ちゃんは、「女では愛されない」「女の私は価値がない」という思い込みを持ちます。
これは親が実際に口にしたかどうかに関わらず、胎児が感じ取った「勘違い」です。多くの場合、親は生まれてきた女の子を心から愛しています。しかし、胎児の心にはその「一瞬の思い」が深く刻まれることがあるのです。

子ども時代に現れるサイン
男の子に間違えられる
赤ちゃんの頃から男の子に間違えられることが多いです。愛されるために潜在的に「男になろう」とするので、男の子っぽい服や遊びを好んだりします。
手のかからないいい子
「女のままでは愛されない」と感じているため、せめて迷惑をかけないようにと、手のかからない子になることがあります。
大人になってから現れるパターン
女性性の否定が大きなテーマになる
「女であること」そのものへの嫌悪感や違和感を持ち続けます。女性らしさを求められると苦しくなり、自分の中の女性性を否定します。
男化して外でバリバリ働く
家事・育児のような女性性を発揮する仕事にやる気と価値を見いだせず、男性のように外でバリバリ働くことで自分の存在価値を証明しようとします。「なんで私がやらなきゃいけないの?」「私ばっかり!」という気持ちの裏に、女性性の否定が潜んでいることがあります。
逆に「女を武器にする」
一方で、女性性を否定しながらも、逆に女性であることを武器にする仕事や生き方を選ぶケースもあります。どちらも根っこは同じ ―― 「ありのままの女の私では価値がない」という思い込みです。
家事・育児にやる気がでない
女性性を否定していると、家事や育児など、女性性を発揮する仕事に価値を見いだせなくなります。「女では価値がない、愛されない」という思い込みが原因です。
家事・育児は本当に素晴らしい仕事で、すべての土台です。
依存の強いパートナーを引き寄せる
依存の強いパートナーを引き寄せ、世話をすることで自分の価値を埋めようとします。「必要とされること」でしか自分の存在意義を感じられない状態です。
男性を極端に嫌う・見下す
セクシャリティにおいて、男性を極端に嫌ったり見下したりすることがあります。「女では愛されない」という傷が、男性への怒りや軽蔑として表れます。
セクハラ・性的な被害を引き寄せる
性的虐待やセクハラ、痴漢などを引き寄せてしまうケースがあります。「女性性を否定している」エネルギーが、皮肉にも性にまつわる出来事として表面化することがあります。女性特有の病気になるケースもあります。
拒絶される過度の恐れ
「女の私では愛されない」という根深い思い込みから、人からの拒絶を過度に恐れます。愛されるために自分を偽り、本当の自分を見せることができません。

男性性の否定について
男児なのに女の子を望まれた
「男では愛されない」「男の僕では価値がない」という思い込みを持ちます。
よく女の子に間違えられます。成長過程において女性的な雰囲気を持つことがあります。ヘア&メイクや宝石など、女性をターゲットにした仕事に向いている面もあります。男性性の強いパートナーを選ぶ傾向があります。
女性性の否定と同じように、「ありのままの性別の自分では愛されない」という勘違いが根っこにあります。
女性性(男性性)の否定は、癒せます
女性性や男性性の否定は、胎児期の体験で生まれた「思い込み・勘違い」です。
何層にも重なった感情の下に潜んでいる「勘違い」に気づき、「本当は愛されていた」という真実に触れた時、心に平安と安心感が湧き上がってきます。
「女(男)の私でいい」「このままの自分で愛される」ということを心の底から実感できた時、自分の性を否定するために使っていたエネルギーが、自分を生かすエネルギーに変わります。
女性性を取り戻すと、家事や育児、暮らしの中にある「育む力」に喜びを感じられるようになります。人との関係にもあたたかさが戻り、パートナーシップも変化していきます。
あなたが、お子さんが、どんな妊娠・出産を体験したとしても、誰も悪くないし、誰のせいでもありません。皆、その時できる精一杯をやっています。
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