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人生を変える「時間とお金」の使い方☆7回目

心の筋トレ☆朝活夜活
2025/7/4からスタートした「心の筋トレ☆朝活夜活」講座の内容の一部です。30分という短い時間の中でも凝縮した内容を学びます。
■ あなたは「苦手だから」で諦めていませんか?
「苦手だから無理」「才能がないから」「年だから」──私たちは日々、苦手なことを避けて通ろうとします。でも、その避け続ける選択が、実は未来を今と同じままにしてしまっているとしたら?
今日は、苦手意識を乗り越えて新しい挑戦を始めるための「成長マインドセット」について深掘りしていきます。
■ 苦手を避けるのは自然なこと、でも…
避けるのは本能です
猫は寒い時、必ず冷蔵庫の上にいます。なぜ温かい場所がわかるのか不思議ですが、寒いところを避けて暖かいところを見つけるのは自然な行動です。私たちも同じ。苦手なことを避けたいのは動物の本能なのです。
でも、避けてばかりだと…
避けてばかりだったら、未来は今と同じまま。今の延長線上の未来は「たかが知れている」んです。
本当に違う未来を手に入れるには:
- 全然違うタイプの人と付き合ってみる
- 絶対選ばないような環境に飛び込んでみる
- 極端なことをしないと自分の制限は破れない
まるで居心地の良い温泉のように、今の状況は気持ちいい。でも、いつまでも温泉に入っていても何も生み出せません。
■ 苦手意識が時間泥棒になっている真実
脳のバックグラウンドで起きていること
苦手なことを後回しにすると、脳のバックグラウンドで劣等感がぐるぐる回り続けます。
「また逃げてばかりいて」 「本当はあれをやらなきゃ」
この状態だと:
- のんびりしていても100%楽しめない
- テレビを見ていても集中できない
- 旅行に行っても心から楽しめない
よくスピリチュアルで「今ここに意識を向けなさい」と言いますが、バックグラウンドで回っている限り無理です。
劣等感と罪悪感は時間泥棒
この感情は、感情エネルギーと時間を同時に浪費する時間泥棒。劣等感のタンク、罪悪感のタンクがあって、自分を責めれば責めるほど溜まっていきます。
だから心のゴミ掃除が大事なのです。
■ 「やる」と決めることの魔法
決めるのにお金はかからない
才能、能力、経験、お金、時間、人からの評価──そんなの関係ありません。
「やる」と決めるのは:
- トイレでもできる
- 寝る前でもできる
- 歩きながらでもできる
- どこでもできる
一度決めれば、ブワーっと道ができるんです。私たちの人生は毎日「どうするか」を決める連続なのです。
■ 苦手克服は才能ではなく脳の再教育
感情ではなく論理的思考を使う
苦手の克服は才能ではなく、脳の使い方を変える訓練です。
男性は論理的思考を使うから決断が早い:
- 決断時に感情を入れない
- 感情は感じるけど選択には使わない
感情モード vs 論理モード
- 感情モード: 「できないかも、怖い、無理無理」
- 論理モード: 「これをやるための必要な条件は何?どこからやる?」
全然違うでしょう?論理的・数学的思考を使うと、感情のハードルが下がるのです。
■ 感情の翻訳術:怖いを準備不足に変える
「怖い」という感情を「準備不足」に置き換えると、行動がシンプルになる
準備していないから怖いんです
- スピーチも準備してないと怖い
- でも内容を考えて準備していればそんなに怖くない
- 新しいことでもちゃんと準備すればいい
そして「10やって9失敗するもの」だと分かっていれば、「いつか1つできればいい」くらいにチャレンジできます。
■ 失敗をデータ収集に変える魔法
私たちの間違った思い込み
子どもの頃から「失敗=ダメなもの」とすり込まれてきました。漢字を間違えただけで「なんで間違えるの」と言われる。だから「最初から最後まで成功しなきゃいけない」と思い込んでいます。
成長マインドの捉え方
失敗=データ収集
私のデータ収集例:
- イケメンだからといって性格がいいとは限らない
- お金持ち=幸せとは限らない
データ収集だから、失敗じゃないんです。「このやり方では失敗する」ということが分かった貴重な情報なのです。
■ スキルへの投資は未来の通貨
苦手分野のスキル習得は資産
今は出費でも、未来に必ず リターンを生む資産です。
私も今、中1レベルの英語をやっています:
- 先が見えない時もある
- 「本当にできるようになるの?」と思う
- でも分からなかったことが分かった時は楽しい
投資判断の基準
「1年後の自分に、今の選択はどんな力を残すか?」
私の場合:
- 世界が広がる
- 伝えたいことが伝えられる
- 苦手意識がなくなっていろんな国を見に行ける
そういう未来をイメージすると、今どんなにつまずいても「やろう」という気持ちが上がります。
■ 実践:感情の翻訳3ステップ(真美式)
これは私の経験から生まれた方法です:
1. 感情を口に出す 「無理無理無理」「怖い怖い怖い」「めんどくさい」
その感情をそのまま出す。絶対に抑えたりしない。認める。
2. 事実に置き換える 「怖い」→「準備不足」「情報不足」
怖いという感情は悪いものではなく、単なる準備不足のサインなのです。
3. 行動に変換する 「10分だけ下調べしてみよう」 「1ページだけ読んでみよう」
私の実例:国際カンファレンス
突然「国際カンファレンスでスピーチを」という話が出た時
- 「いや無理でしょ」(感情を出す)
- 10分調べてみた(事実確認)
- 「できるかも」となった(行動に変換)
ちょっとだけ進めてみると、動ける脳に変わります。
■ 兄弟構成と苦手意識の関係
第一子の特徴
特に第一子は「できない自分を受け入れられない」傾向があります:
- 未熟な自分を受け入れられない
- 苦手を隠そうとする
- 伸びしろがあるのに伸びしろを失う
感情の癒しが挑戦のエネルギーを生む
過去に「できない私」を責められた記憶があると、「また傷つけられる」「また責められる」という恐れで挑戦できません。
でも自分を癒すと、挑戦のエネルギーが湧いてきます。
■ 私の体験談:パソコン苦手から得意へ
失敗の連続
20年前、私もパソコンが苦手でした:
- 2時間話したのに音声が入っていない
- 5時間作った動画が全部消える
- 何回も「クソー」という経験
でもそれがあったから
お金がなかったので、YouTubeの無料教材で必死に勉強。小さな「できた」を積み重ねて、苦手から得意になりました。
今では何かうまくいかなくても「どこがうまくいかないか」を考えられる問題解決能力が身につきました。
大切なのは考える力
電球が切れた時、ネジが抜けた時、業者を呼ぶ前に「自分でできないか」を考える。ホームセンターで安くできるかもしれない。
「できない、無理」とすぐ脳がそっちに行くと、ずっとできないままです。
■ 感情はブレーキではなく行動のきっかけ
怖いを準備不足に翻訳できた時
脳は動くための回路に切り替わります。
私も「年だから」「できないかも」と言い訳したくなりますが:
- まず感情を出す
- 怖いを別な言葉に置き換える
- 1ミリでもできることを見つけてやってみる
すると「なんかできるかも」となってきます。
■ 今日のまとめ
苦手は才能の壁ではなく感情の壁
感情を論理的に翻訳し、小さく挑戦する習慣が「挑戦筋」を育てます。
スキルへの投資は未来の自分へのプレゼント
お金も時間も、自分を育てるために使ってください。
今は海のものとも山のものとも分からない時は
映画「ベストキッド」を見てください。一見関係ないことを教わることでカンフーが上手くなる映画です。一見関係ないことでも、必ず未来の何かにつながっているのです。
気づきの質問
- あなたが「苦手だから」と避けていることは何ですか?
- その苦手意識の正体は「感情」ですか「準備不足」ですか?
- 1年後の自分に残したいスキルは何ですか?
- 今日1ミリでも前に進めることは何ですか?
心の筋トレ☆朝活・夜活!30分 テーマ:苦手をやめると決めるには~成長マインドセットの構築
「苦手は才能の壁ではなく感情の壁」 「感情を論理的に翻訳して小さく挑戦する」 「怖いは準備不足のサイン。行動のきっかけに変えよう」
心の筋トレ☆朝活・夜活!30分 テーマ:人生が今日で終わるとしたら~本当の価値観と優先順位の発見
「時間は命そのもの。何に命を使うかを意識的に選ぼう」
「優先順位は重要性ではなく納得感で決める」
「今やらなければ後悔することから真の優先順位が見える」