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人生を変える「時間とお金」の使い方☆6回目

心の筋トレ☆朝活夜活
2025/7/4からスタートした「心の筋トレ☆朝活夜活」講座の内容の一部です。30分という短い時間の中でも凝縮した内容を学びます。
■ あなたの時間の使い方は本当に納得できますか?
「時間がない」「いつかやろう」「大切なことを後回し」──もしも今日が人生最後の日だとしたら、今の時間とお金の使い方に心から納得できるでしょうか?
この問いかけから見えてくる、本当の価値観と優先順位について考えてみましょう。
■ 私たちが陥りがちな時間の罠
「時間がない」という口癖
無意識に「時間がない」と心の中でつぶやいていませんか?この口癖が、実は私たちの行動を制限しています。
大切なことの後回し
優先順位の高いことをやらなければいけないとわかっているのに、なぜか余計なことに手を出してしまう。この原因は「言うこと聞かない子ちゃん」──幼い頃に親に反抗していた内なる子どもが、今も優先順位の邪魔をしているのです。
「いつかやろう」の罠
「いつかいつか」と思えば思うほど、脳のメモリーを消費し続けます。決めていない時間は、他人に奪われやすいのです。
■ 死を意識することで見えてくる真実
もし今日が人生最後の日だとしたら?今会っている人とももう今日で最後だとしたら?
この視点で考えると、今の時間とお金の使い方が本当に納得のいくものかどうかが見えてきます。
■ 優先順位の真実:やりたいことではない
多くの人が勘違いしていること──それは優先順位を「やりたいこと」で決めてしまうことです。
真実: 優先順位は「今やらなければ後悔すること」から見えてくるのです。
「ありのままでいい」「私らしく」「好きなことだけで生きていく」──これらの考え方は実はとても危険です。死を意識することで、本当にやるべきことが見えてきます。
私の場合:
これまでの経験を次の世代に残すこと。それが今の私にとって最優先のことなのです。
■ 本当の夢と偽物の夢を見分ける
「やりたいけど後回しにしている夢」を深く見つめてみてください。
偽物の夢の特徴:
- どこかから持ってきた夢
- 誰かがやっているから憧れているだけ
- 本当の心の深いところから湧き出たものではない
こうした偽物の夢は、とっとと捨てること。頭の中の余計なメモリを食わないように。
行動の鍵: 「いつかやりたい」→「今やる、今日やる、やっちゃう」 決めればできるんです。
■ 時間=命という視点
時間は命そのものです。
あなたは85歳まで?65歳まで?命は期間限定です。
そう考えた時:
- その1日24時間という命を削ってでも、それをやりたいですか?
- その人に会いたいですか?
- この人から得られるものはありますか?
重要な気づき: 何に時間を使っているかは、何に命を使っているかということ。私たちは命を削っているのです。
■ 未来のためではなく「今から選び取る」
一般的な時間の使い方は「未来のために今を犠牲にする」生き方です。
例:
- 資格を取るために我慢して勉強
- 老後のために今は節約して働き詰め
- 子供のために自分の時間を後回し
これらが悪いわけではありません。しかし、今の気持ちや幸せが犠牲になっているなら要注意です。
「今から選び取る」とは:
未来のためだけでなく、今この瞬間の納得感・満足感を大事にしながら時間を使うこと。
判断基準:
- 私はこの1時間を誰と過ごしたいか
- 今この行動は心からやりたいことか
- 後悔しない今を生きているか
比較してみましょう:
- 未来のためだけの行動: 今は苦しいけどいつかきっと幸せになれるはず
- 今から選ぶ行動: 今この瞬間に私が納得している、そしてそれが未来につながっている
苦しみを幸せな気持ちに変えられるかどうか。いやいややるのではなく、納得して喜びでやるのです。
■ 「いつかやる」は「やらない」の別名
真実: やるって決めた時に人生が動き出します。
私は本当に未来につながることなら、その場で「じゃあいつ?」と日程を決めます。相手が「えっ」と引いたら、それは社交辞令。本気度がわかります。
行動指針: 本当に欲しいなら、すぐ決めて取りに行く。決めないと手に入りません。
■ 優先順位は重要性よりも納得感で決まる
重要性で決める(よくある間違い):
- 仕事の締め切りがあるから
- 子供のことは最優先
- 稼がなきゃいけないから仕事第一
これだと「やらなきゃしなきゃ」で動くことになり、心が置き去りになります。
納得感で決める(正しい方法):
自分の心が納得しているかどうか。「私はこれに時間や命を使いたい」と思えるかどうか。
私の体験:
子どもと過ごす時間を「これをネタにして教材にする」と決めてから、苦ではなく意味のある時間に変わりました。お金にならなくても、未来につながると納得できることは充実感に変わります。
納得感で選ぶメリット:
- どんな小さな行動でも自分に誇りを持てる
- 結果よりも心の充実感が違う
- 「この1日を生きた」と思える
■ 恐れから愛ベースの選択へ
「失敗したくない」「損したくない」は、すでに未来の自分を犠牲にしています。
問いかけ: 今自分は本当は何に時間を使いたいのか?
正直になると、なんとなく映画を見たいとは思わなくなります。映画館で見るか、配信を待つかも、きちんと選択できるようになります。
■ 命を削る価値があるかという基準
この視点で考えてみてください:
- 家事はもっと効率よくできませんか?
- 今日会うその人は命を削ってでも会いたい人ですか?
- その時間の使い方に心から納得していますか?
■ 割に合わないことの価値
人は「割に合わないこと」をすることで、意外とそれが後でお金になって帰ってきます。
重要なのは納得感: 「お金にならないけど、これをやると未来につながる気がする」という納得感があれば、それは充実感に変わります。
大きな成功だけが幸せではありません。一つ一つのプロセスで納得して進むことで、心が満たされ、結果がどうであれ幸せを感じられるのです。
気づきの質問:
- 今本当はやりたいのに後回しにしていることは何ですか?
- もし今日が人生最後の日だとしたら、誰に何を伝えたいですか?
- 今まで「いつかやろう」と言っていたこと、本当にその時が来ると思いますか?
- 今のあなたにとって時間を使う価値があると感じることは何ですか?
朝活後の時間を「未来を考える時間」にしてみてください。「いつか」を諦めて葬り去っていたものが復活してくるかもしれません。
■ 人生の真実
人生で目指してきたけれど違ったということはたくさんあります。でも、そこで身につけたものは全て新しいことに生きるのです。
他人に「そんなことやってどうするの」と言われても、納得して続けたプロセスで得たスキルは、必ず他の分野で活かされます。
今日の気づきの問い
- 私の「時間がない」は本当ですか?
- 今やらなければ後悔することは何ですか?
- 命を削ってでもやりたいことは何ですか?
- 重要性ではなく納得感で選ぶとしたら、何を優先しますか?
心の筋トレ☆朝活・夜活!30分 テーマ:人生が今日で終わるとしたら~本当の価値観と優先順位の発見
「時間は命そのもの。何に命を使うかを意識的に選ぼう」
「優先順位は重要性ではなく納得感で決める」
「今やらなければ後悔することから真の優先順位が見える」
https://blue-winds.com/act2507