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「自信がないんです」

会話の中で、必ず1回以上は聞く言葉かもしれません。 

そんな時、「どんなふうに?」「どんなことで?」と聞きます。

 

私、うまくしゃべれないんです
おもしろくないんです
暗いんです

頭悪いんです
輪に入っていけないんです
ネガティブなんです

これができないんです
あれを知らないんです

 

と、色々いっぱい出てきます。

 

「うまくしゃべれないんです」

を例に上げて洞察すると・・・

 

自信がない、と言ってる方の
「うまくしゃべれてる」理想像は 

スラスラ、つっかかりなく
あっちこっち飛ばず
順を追ってわかりやすく話をまとめ
ハキハキ話しているイメージです。

 

毎日発音の練習をし
原稿を読み上げる「アナウンサー」
ではないのでそれはできませんよね?(笑)

 

自分で勝手に作った理想像から遠く離れている時に
「自信がない」と感じます。

その理像像、やめましょ!

伝わればいいんですよ。

 

しゃべり始めた2、3歳児は
「自信ないの」とは思いませんよね?

片言、ジェスチャーで伝わりますよね?

 

うまく話すことが目的ではなく
伝わればいいんですよね?

緊張して
もっと話せなくなっていませんでしたか?

 

【目的】を間違えていたので
それができないことで「自信がない」
と思い込んでいたようです。

 

私「相手に伝わっていましたか?」

「はい、伝わっていました」

私「では目的は達成できていますね?」

「はい、できています」

 

できた!できてる!

これで「自信がない!」がひとつ消えました。

スッキリ♪

 

次に
「暗いんです」を例にあげてみましょう。

 

私「暗いって、どんなふうに?」

「みんながワイワイやってる時に
自分もワイワイ話ができないんです。」

私「その話題はあなたも参加したい話題ですか?」

「いえ、職場の人の噂話や上司の悪口です」

私「参加したくない、楽しくない話題なんですね?」

「はい、そうです」

私「正直話したくない話題なんですね?
楽しくないんですね?
みんなと同じじゃない、それを『暗い』と
自分で定義しているだけなんですね?」

 

ここまでつっこむと、ハッと気づきます。

「そうです!!」

私「じゃあ、暗いわけではないですね?」

「はい!!(明るい表情)」

私「しゃべらないことを
『暗い』と思い込んでいたようですね?」

「はい!!そうみたいです!」

私「しゃべりたくない時は、しゃべらなくていいんですよ。
無理にしゃべろうとするから
何言ってるかわからなくなるし
おかしなこと言ってしまうんです」

私「みんな、お酒を飲んでテンション上げてるだけです。
家に帰ってから、どどーっと疲れているはずです。」

「あ、だから次の日、遅刻や欠席が多いんですね!」

私「そうそう!」

私「自分の中で処理できない愚痴や不満をお酒の場で発散しようとしても
根本的には解決できないんです」

私「これからは入りたい輪を選んでくださいね」

「はい!」

私「興味のある話題の時は自然と加わっていますよ」

「確かにそうですね」

 

「暗い」の定義を間違えていただけ!

これで「自信がない!」がまたひとつ消えました。

スッキリ♪

 

こんなふうに

理想のイメージが高すぎたり
目的をはき違えたり
定義を間違えていた時などに「自信がない」と思います。

 

「私は頭が悪い」も同じように
ワークしていくといいでしょう。

 

「頭がいい」の定義は?

勉強オール5のこと?
オール5じゃないから頭悪い?

でもあなたは英語ペラペラだよね?
英語できない人から見れば頭いいよね?

という感じで。

 

思い込み、思い込み、思い込み
勘違い、勘違い、勘違い・・・

みんな
「思い込み小僧」で「勘違いやろう」なんです。

 

思い込みと勘違いから
「自信ない」が生まれてきます。

 

まずは自信がないと思っている要素を
書き出してみましょう。

そしてワークをしてみてください。

 

理想像
定義
目的

を、はっきり明確にしてくださいね。

 

ぱらっ

ぱらっと

勘違いがはがれていくことでしょう。

 

そして、スッキリ~♪

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