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三男(10歳)と接していると
私が見ている世界、現実と
全然違う世界、現実を見ているのが
よくわかります。
 
一緒にどこかに行っても
見たいものが違うので
時に三男にゆずり
時に私につきあってもらい
 
その時間がそれぞれ長すぎると
ぶーたれて(私はイライラ我慢)
してしまいます。
 
一緒に暮らしながら
家族ひとりひとり
住んでいる世界と現実は違います。
 
世界とは
空想を含めてのことで
 
現実とは
実際に外側に現れている現象のこと。
 
 
自分が住んでいる世界がすべてだ
みな、自分と同じ世界を見てる、と
子供の頃は信じ込んでいます。
 
大人になっても
心がお子ちゃまモードになった時は
 
自分と相手の境界線がなくなり
自分の思う通りにしようと
自分の世界に相手を招き入れようとし
トラブルになります。
 
 
そんな時によく出てくる言葉があります。
 
「なんでわかってくれないの!!」
 
私もよく使ってきました。
 
特に母に対して、夫に対して。
 
 
この言葉の奥の気持ちを翻訳すると
 
「どうして私の世界に一緒にいてくれないの?」
「私の世界はこんなんだって、知ってるよね?」
「私がこんな思いでいるの、わかってるよね?」
 
となります。
 
子供がすぐギャーギャー言うのもそう。
 
 
「ごめんね、どう頑張ったって
あなたのすべてを知り
わかることはできないんだよね
 
あなたの世界がわかるのは
あなたしかいないんだよ。」
 
 
人の視野はカメラと同じで
自分の関心あるものしか撮影されないし
興味あるものしか、ピントは合いません。
 
 
想像してみてください。
 
家族、ひとりひとり
それぞれビデオカメラを持っていて
見たい世界を撮影しながら
同じ家に住んでいます。
 
ピントを合わせたり
関心のあるものはズームインします。

 

それぞれ、全く違う映画を見ているんです。
 
それをもうひとりの自分が
屋根に上って観察しています。
 
 
あ~この人は花に興味があるのね
この人は社会情勢に興味があるのね
この人は人の心に興味があるのね
この人は美やファッションに興味あるのね
この子は車やお菓子にだけ興味があるのね
 
バラバラ・・・
 
このように、見ている世界が全く違うもの同士
同じ家に住んでいるので
自分が見ている世界のことを相手に説明しないと
理解し合えるわけがありません。
 
見ている世界は違うけれど
リンクできる共通点があります。
 
 
“外側にあるものを通して
内側にあるものを表現したい!”
 
“外側にあるものを通して
内側の自分をもっと知りたい!”
 
“美、喜び、楽しみ、やすらぎ、
素晴らしさを、表現したい!”
 
 
見ている世界は違っても
表現する形は違っても
 
そこに込められているメッセージや想いは
同じ源泉から湧き出ています。
 
 
表面的な形のもっと奥にある
そんなメッセージや想いを読み取れたなら
 
どんなに離れていても
とたんに同じ世界を共有し
一緒にダンスを踊ることができるのだと思います。
 
 
 
わたしの今の思考が
今の現実をつくっていると言われています。
 
今の現実を本気で変えたければ
古い思考の自分を捨てなければいけなくなります。
 
苦しくても
長いこと慣れ親しんだ世界には愛着があり
離れたくない、という気持ちに襲われます。

 

なんにもなくなってしまうような
からっぽになってしまう恐れがあります。
 
 
子供が
「ぎゃーぎゃー」から抜けるためには
「世の中は自分が中心」
「自分が一番正しい!」
「自分の思う通りになるものだ!」という
 
慣れ親しんだ世界
 
ちやほやしてくれる
誰かが責任をとってくれる
守ってくれてた世界から卒業し、
次の世界に移行しなければいけません。
 
その時に痛みを感じ、イヤイヤ反抗期
思春期の反発となります。
 
 
専業主婦だった奥さんが
外に働きに出る時も
 
会社をやめる時も
 
親元離れて暮らす時
 
離婚する時も
 
なんらかの形で、恐れ、不安、反発、抵抗がおきます。
 
 
いろんな世界
いろんな人の世界観を見て聞いて
 
それを自分の現実に取り入れたいかどうか選び
先にやっている人の行動をマネてみたり
継続してやってみることで
 
自分の世界が広がり
せばまった思考もだんだん変わり
現実が変わっていきます。
 
 
思考を変えるのが先か
行動、習慣を変えるのが先か
 
どちらでもいいのですが
自分と向きあうのが苦手なタイプは
 
行動してみることをお勧めします。
 
 
“抵抗と反発”
 
進化・成長の時は必ず、抵抗と反発が起こります。
 
だから、あ~今、私は俺は進化の時なんだ~
 
と思い
 
古い世界、古い思考を捨て
新しい世界、新しいマインドセットを
取り入れる時期なんだ、と思うと
わりとすんなり移行できます。
 
 
 
“原始人から宇宙人へ”
 
ちょっとおおげさな表現ですが
 
原始人の知らないことを
宇宙人は知りやってきて
大きな成果を出しているので
 
素直に学ぶことで
 
瞬間移動する方法を使うことが
できるようになるんですね。(私はまだできませんが:笑)
 
 
原始人も宇宙人も
見ている世界は違うけれど
リンクしている共通点があります。
 
それは
 
“表現したい”ということ。
 
 
来年はどんな自分を表現したいかな?
 
味わいつくしたいかな?
 
 
さらに知らない世界へと飛びこんでいきませんか?

 

メルマガより
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fuji

 

 

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