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こんな相談がありました。

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7歳の男の子の母です。
小さい頃からひどい癇癪持ち。

彼の要求通りにしてあげても 「そうじゃない!」といい
その通りにすると今度は 「違う、こうだ!」といい
しがみつかれ、叩かれ、毎日かなり振り回されています。

先日絵本を読んでつっかえたら
「なんでつっかえるんだ!」と 絵本で顔を殴られました。

子育てのいろんな教えから
なるべく怒らないように、寄り添うようにしてきましたが

ホントにそれでいいのか
疑問に感じるようになってきました。

西谷さんの意見を教えてください。

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【回答】

これから書くことを
「いいお母さん」はマネしないでね(^-^)b

私なら
子供の胸ぐらつかんで
「ふざけんな、このやろう!」 「何様のつもりしてんだ!」
「絵本読めって言うから読んでやったら」 「ちょっとつかかったぐらいで」
「ぎゃーぎゃー言うなー!!」

と叱りますね。(*誇大表現あり)

なめんなよ! です。

子供がトラウマになる時は
「嫌われた、ダメなんだ」 という思い込みを持った時です。

嫌いでダメで怒ってるのではないので
きっちり叱らなきゃ!

罪悪感を感じなくてもいいんです。

このままほっとくと
俺様・王様になってしまいます。

将来恋愛した時も
彼女を振り回すようになってしまいます。

寄り添う時と、叱る時、その見極めが大事です。

なめられないように。

お母さんは「子供のもの」 ではないので。

今度、札幌のセラピールームに連れてきてください。

監禁して理解できるまで
がっつり喝!入れますから(笑)

バーストラウマとインナーチャイルドの観点から
しっかり紐解き癒します。

お子さんに、勘違いからくる、心のしこりを残したくないので。

 

赤ちゃんの頃から「ぎゃーぎゃー」よく泣き手がかかる
寝た、と思って下に置くとすぐ起きて泣く
ずっと抱っこしてないといられない、おっぱいの長飲み
えびぞりになって泣く、ママから離れない、など

本当に手がかかって大変だったことでしょう。

そのまま子供の要求に答えてばかりだと
「自分はこの家で一番えらいんだ!」
「すべて自分の思う通りになるんだ!」
と思い込んでしまいます。

これが特に表面化するのが
1才半から2歳の「魔の2歳児」と言われている第一次反抗期
そして
思春期の第二次反抗期、です。

出産時、お母さんと離れたことで
「怖い、淋しい、なんで来てくれないの(怒)」
「自分のこと嫌いなのかな?」「ダメだからなのかな?」と
思い込んでしまったので
ぎゃーぎゃー手のかかる子になります。
(逆に手がかからないいい子になる場合もあります)

 

何してあげても、それじゃない!と
ぎゃーぎゃー!!

きっちり「そういうやり方は間違ってるよ!」
「ノー!」と言ってください。

さらに、ぎゃーぎゃー言いますが
そのまま、ぎゃーぎゃー言わせておきます。

泣きがおさまってから
やさしく抱っこして

あなたが嫌いでダメで怒ったんじゃないんだよ
こういうやり方は間違ってる。
ちゃんと淋しい、とか、わかってほしかった、とか
自分の気持ちを自分の言葉で言おうね。
ママは、あの時もこの時も
あなたの言うこと聞いてあげてるでしょ?」と教えます。

まだ何度か、ぎゃーぎゃーは繰り返しますが
同じやり方で、だんだん
子供は自分の感情をコントロールできるように
なっていきます。

モンスターを育てないよう
大人がきっちり子供の「わがままな依存」を切る!
ことが大切です。

それ以外は、泣いたら泣かせてあげる
気持ちを言ってきたら「そうなんだね」と寄り添う。

これをやっていくと、信頼度数が上がり
子供といい関係が築かれていきます。

 

心理セラピーで
大人のモンスターをたくさん見てきました。

まだ小さいうちにその芽を摘んであげたい!

 

人生で
本当にやりたいことをやることを
モンスターに邪魔されないように。

 

愛してくれてる人を
失うのが怖いがために求め過ぎ
攻撃し
失ってしまわないように。

 

 

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