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小学生の我が子が
スノボ教室に初めて行く日の朝。

 

どんな人が来るのか
どんな先生なのか不安だと言った。

 

「それは当たり前だよね
大人だって初めては不安なんだよ
そのまま不安、緊張を感じてていいよ」

 

そう言うとひとつ安心したようだった。

けれどもうひとつ不安が出てきた。

 

「学校の友達がたくさんスノボをしに来てて
習ってるところを見られたら
バカにされて恥ずかしい」と。

 

それもよくわかる!
恥かしいよね。

 

そう寄り添ってから

 

「あなたがスノボを習うのはなぜ?
もっと上手になりたいからだよね?
『上手になる』のが目的だよね?

 

なら
まっすぐその目的だけ見て
突き抜けるくらい上手になりなさい。

 

そうしたらバカにした子たちは
もうバカになんてできなくて
嫉妬もできなくて

 

『すごい』としか言わなくなるから」

 

 

子供は
「うん、わかった」と言い
ドキドキしながら初めての教室に向かった。

 

心配するまでもなく
他の参加者とすぐに打ち解け
友達もできどんどん上達した。

 

あれから
学校の友達からはまだバカにされてるけど

 

ずいぶんスルーできるようになり
守ってくれる子が増えていった。

 

そう、そうやって
心を強くしていくんだよ。

 

こんな出来事を起こしてくれた
バカにした子たちにありがとう。

 

 

毎日のどんな出来事も

自分と向き合うツールに使える

 

そんな心の教育を

子供たちとママたちに伝えたい。

 

 

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