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フォローアップ勉強会(チャイルドセラピスト講座)

毎月、チャイルドセラピスト講座修了生対象の
フォローアップ勉強会をおこなっています。
https://blue-winds.com/childtherapist2025
毎回、盛り沢山の内容です。
7月18日におこなった内容を、以下、お知らせします。
チャイルドセラピスト講座のプログラムについて
意識のエレベーター
- 人の意識は上がったり下がったりする
- 下がった時に心のゴミ(恨み、罪悪感、怒り、傷)が出てくる
- これらの感情は永遠に続き、学べば学ぶほど出てくる
- 喪失体験やストレスが重なった時に表面化する
全8回の講座の流れ
講座は子宮から出て自立していく過程を表現している:
1回目:どんな気持ちや感情もダメじゃない(感情の受容)
2回目:よちよち歩きから自分で立つ段階
3回目:美化という嘘やごまかしが出てくる
4回目:極悪チャイルド(極悪チャイルドも実は傷ついている)
5回目:依存の大きさ、犠牲のサイクルに気づく
6回目:母親との関係を見直す
7回目:思春期の理解(胎児・赤ちゃん心の再出現)
8回目:怒りはダメじゃない、現象の怒りをパワーに変換
最終的に自分が自分のセラピストになることが目標。
安心について
安心の9段階
- 傷つけられない場所での安心(胎児モード・子宮の中)
- 傷ついても自分で治せる安心(1歳児レベル)
- 走れるようになる安心(できることが増える)
- 身の回りのことができる安心(年長レベル)
- 人の世話ができる安心(小学生レベル)
- 人を育てることができる安心(世話から育成へ)
- 自分の中から新しいものを生み出せる安心
- 自分の人生を自分で作れる安心
- この世界は自分の創造物という神意識レベルの安心
言葉の力
- 「初めに言葉ありき」- 私たちは言葉で世界を作っている
- 癒されるほど言葉が変わり、人の深い心に届く言葉を使えるようになる
- 安心にはレベルがあり、大人レベルの安心を確立することが重要
真の安心感の構築
- 保護された安心ではなく、自分で生み出せる安心が必要
- 自分の中に居場所と安心を作ることが重要
- 新しい環境にチャレンジし続けることで本当の安心が得られる
自分をわかってあげる
プロセス
- まず誰かに分かってもらう段階
- 自分の感情を言葉にしてもらう
- 「それそれ」という共感体験でパズルがハマる感覚
- 自分で自分を分かってあげる段階
- 感情を言語化する能力を身につける
- 具体的で詳細な言語化が重要
言語化の重要性
- 嫉妬、劣等感、罪悪感なども一括りにせず、具体的にどんな種類かを特定
- 何層にもなっている感情を上の層から感じて味わう
- 自然と言葉になるまで感じ続ける
子どもへのアプローチ
- 子どもも大人も同じ方法で分かってあげる
- 「こうなのかな?ああなのかな?」と尊重して言葉をかける
- 子ども扱いせず、人格として尊重することが重要
美化・ごまかし・嘘への対処
- 否定するから隠れる、怒るから逃げる
- 全肯定することで心を開かせる
- 謎のプライドを捨てて素直に認めることが成長の鍵
恐怖心について
恐怖心の正体
- 胎児期から赤ちゃん期に放り出されたような感覚
- 母子分離不安から来ている
- 年を取ると子どもに戻り、恐怖心や依存心が強くなる
母子分離の重要性
- 母子分離不安を癒した後、母子分離することが必要
- 依存の量が多すぎると新しいチャレンジができなくなる
- 一人で生きられる力を身につけることが重要
人生の相似構造
- 30代:幼稚園児レベル
- 40代:小学校レベル
- 50代:思春期レベル
- 60代:還暦で人生の分岐点(赤ちゃんに退行するか、成長するか)
決める力の重要性
- 決めると不安はよぎらない
- 自分の意識というナビを磨くことが必要
- 心のゴミを減らして深い意識と繋がることが重要
富良野での実体験から学ぶ教訓
- 新しいことへのチャレンジでは不安が出るのが自然
- 体験したことのない道は長く感じるが、一度体験すればあっという間
- 美しいものを見ると意識が変わり、人生観が変わる
- 人生は登ったことのない山への道のりと同じ
感動を与える生き方
- 癒してやろうではなく、感動を与えることが重要
- 自分の世界観を発信し、感動の循環を作る
- ドロドロした体験も最終的に素晴らしい言葉として表現できる
- 涙の質が変わり、感情を感動や喜びに使えるようになる