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「一緒に」と「遊ぼう」の言葉を聞くたび
ビクン!と反応してしまいませんか?

 

あ~またか
イヤだな~
うるさい
面倒くさい
心から遊べない・・・

 

そして
そんな気持ちを隠しながら
無理して子供と遊んでいると

 

早く終わらないかな~?
眠いな~
疲れるな~
イライラするな~

と思っています。

 

なんででしょ?

 

「一緒に◎◎しよう!」
「遊ぼう!」

 

両方とも、
相手と心を合わせ
同じものを見て
同じ時間を過ごさなければいけません。

 

幼い頃、ママ自身が
お母さんに遊んでもらったことが少ない

遊んでもらったけど心ここにあらずだった

注目、関心をもらえてない!

 

そんな思いが心の深いところに潜伏し

「私はもらえてないのに、
あなたはもらえていいわねっ!」

とか

「私はお母さんに要求できなかったのに
あなたは平気で言えていいわねっ!」

と反応し、モヤモヤします。

 

モヤモヤ、イヤな気持ちに支配され
目の前の子供を見ることができず
楽しむことができません。

 

「子供と遊べない!」

そう悩むお母さんはとても多いです。

 

自分の中に「ないもの」は
「ちょうだい!」と言われても
あげることはできません。

 

「ないよ」
「あげれないよ」

と言っても

子供は
「なんでなんだー!」
「お母さんなんだから持ってるはずだー」と

何度もしつこく求めてきます。

 

ないのにあげようとするからイライラし
ドカーン!と爆発、怒りすぎてしまいます。

 

そして
罪悪感に襲われ
「ハア~またやっちゃった」と疲れます。

 

小さなお子さんを育てているママは
体を使うより感情が刺激され、
疲弊します。

 

どうしたら心から
子供と楽しく遊べるようになるでしょう?

 

たしかに幼い頃、ママのお母さんは

忙しくて
自分のことでいっぱいいっぱいで

遊んでくれなかったり
遊んでも心ここにあらずだった
注目・関心をあまりくれなかったり

したかもしれません。

 

その時はそれで
しょうがなかった・・・。

今のあなたと同じように
お母さんも余裕がなかったんですね。

 

大人になった今、
自分でできる解決法を、お伝えしますね。

 

1.自分だけの時間をもつ
2.ネガティブな気持ちを認める
3.できない時は要求を断る

 

1番

たとえば
30分、好きな本を読む
お風呂にひとりで入る、など
ひとりだけの時間をつくる工夫を
してみてください。

罪悪感が出てきますが
子供より、ママの気持ち優先です。

 

2番

たとえば
子供がかわいく思えない
面倒くさい
イライラする

全部、そのまま感じてオッケーです。

ダメだ、と思うから余計苦しくなります。

 

3番

「こうして!あーして!」
「ぎゃーぎゃーぎゃー!」

ママがホっとしているとすぐ
ママの時間に子供は割り込んできます。

「ママは今できないよ」
「それはあげれないよ」
「そこで泣いてなさい」と

はっきり断ってください。

「だからと言って、あなたのこと
嫌いなわけじゃないんだよ」

とも付け加えて!

 

1番から3番を行うことで
ママは自分自身に深く触れることになります。

 

自分と対話し、
自分と一緒の時間を過ごしています。

 

そうすることでだんだん

子供が「ママ一緒に遊ぼう!」と言っても
イヤな気持ちは湧いてこなくなります。

 

ママは自分自身を楽しんでなくて
自分自身と対話してなくて
自分自身と一緒にいなかったんですね。

 

「あ~でもない、こ~でもない」と
考えすぎ、自分を責め、罪悪感を感じ

心ここにあらず
頭はどっちらかって忙しかったようです。

 

その状態を
「いっぱいいっぱい」と言います。

 

余裕がない状態、なんですね。

 

すぐにはうまくできないかもしれませんが
少しづつ、練習していきましょう。

 

子供との関係は
内なる自分自身との関係が
反映されているのです。

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